第13回|1on1ミーティングを立ち上げ、粘り強く継続するマネジャーとしての“あり方(Being)”を育てる後半戦へ
- MIDORI HARA

- 4月15日
- 読了時間: 5分
今回のゴール
1on1ミーティングを効果的に立ち上げ、
粘り強く継続するための考え方とツール を理解する。
同時に、
マネジャーとしてのBeing(あり方) に意識を向け、
上司からメンター/コーチへと役割を転換する準備を整える。
前回までの流れ
• 第1〜6回:自分のコミュニケーション傾向を理解
• 第7〜12回:傾聴スキル(態度・観察・質問・反応・反射)
• 第13回:後半戦スタート(1on1の立ち上げと継続 × Being)
後半戦は「Being(あり方)」がテーマ
1on1ミーティングを成功させるには、
スキル(Doing)だけでなく、
マネジャーとしての “あり方(Being)” が欠かせません。
後半では、
• 1on1の立ち上げ
• 継続のコツ
• メンター/コーチとしての姿勢
• 管理職としての転換
• 準備・計画シートの使い方
を扱いながら、
あなた自身のBeingを育てていきます。
現在地

はじめに|習慣は自然に元へ戻るもの
私たちは人生経験の中で身についた習慣に戻りがちです。
それは自然なことであり、私自身も例外ではありません。
このシリーズで大切にしているのは次の3つです。
• 失敗してもまた挑戦する
• 自分のペースで継続する
• 小さな進歩を楽しむ
ラポール・心理的安全性を形成する
傾聴の3つの態度/姿勢(第8回の復習)
1. 自分らしく落ち着きと余裕を持つ
2. 相手を否定せず、すぐにアドバイスしない
3. 相手の捉え方・考え方・感じ方に沿って理解する
これらは、今回扱う「受容」「共感」「反射」の土台です。
前半の練習は、
Doing(やり方)を通してBeing(あり方)に気づくプロセス でした。
基礎づくり(前半のまとめ)
前半では、
• 自分のコミュニケーションのクセを理解
• 傾聴の基礎練習
• 心理的安全性の土台づくり
を積み重ねてきました。

Doing(やり方)を磨くことで、
Being(あり方)に気づく——
これが前半の大きな成果です。
第3章|1on1ミーティングを立ち上げ、粘り強く継続する
いよいよ後半戦。
ここからは、1on1を “運営する力” を育てていきます。
ビーイング・マネジャーとは?
VUCAの時代、
マネジャーに求められるのは「指示する上司」ではなく、
メンター/コーチとして関わる姿勢 です。
現代のメンバーの特徴
• 柔軟性を求める
• 協働を重視する
• 働く意味を求める
ベテラン層にも変化
• 介護・健康・家庭の問題がパフォーマンスに影響
• 性別役割分担が通用しない時代
• 介護離職の増加
→ マネジメントは「時代に合わせて変化する」必要があります。
メンター/コーチの役割
Good News:
人は誰でも変化をもたらす行為者になれる。
ベテランでも、若手でも、
Doing(やり方)とBeing(あり方)を見直すことで、
マネジメントは必ず進化します。
マネジャーの基本(ドラッカーより)
マネジャーの仕事は5つ。
1. 目標を設定する
2. 組織する
3. 動機付けとコミュニケーション
4. 評価する
5. 人材を開発する
これらを遂行するには、
管理職としての “転換” が必要です。
管理職に求められる3つの変化
(ラム・チャラン/ステファン・ドロッター)
1. 仕事の定義とアサインメント
2. 部下へのサポート
3. 関係構築
→ そのために「スキル」「時間配分」「職務意識」を転換する。

1on1ミーティングは “転換の練習場”
1on1は、
メンター/コーチとしての姿勢を育てる絶好の場です。
• 自分の成長の機会として楽しむ
• I'm OK, You're OK の精神
• お互いが学び合う関係
これが後半戦のテーマです。
1on1ミーティングの立ち上げ
第7回の復習:環境づくりが成功のカギ
第7回:傾聴の姿勢(非言語)
• 静かな場所
• 邪魔が入らない環境
• 心理的安全性
• 事前準備
1on1ミーティングの準備・計画シート

このシートは、
あなたの準備を助ける補助ツール(ベビー歩行器) です。
注意
• 部下を “あなたの計画どおりに動かす” ためのシートではない
• 部下が主体
• あなた自身の課題に気づくためのツール
シートを使う目的
• 準備 → 計画 → 実践 → ふり返り
• 有機的な継続
• 柔軟さと臨機応変さを保つ
Step 2:コミュニケーション・行動パターン
コミュニケーションの傾向
第2回|自分の職場での日常を知る
第3回|自分の思考とコミュニケーションのクセを理解する

後半では、
部下の傾向 × マネジャーの関わり方
を組み合わせていきます。
まとめ
準備・計画シートは、
他の面談にも応用できる“汎用ツール”。
1on1を通して、
あなた自身の成長も楽しんでください。
次回予告(第14回)
準備・計画シートのStep順に沿って、
1on1を立ち上げ、継続するための基本プロセスをご紹介します。
参照記事
• 第4回:「自分の考え方のクセを知る」前編(思い込みの解消①)
• 第5回:「自分の考え方のクセを知る」後編(思い込みの解消②)
• 第7回:傾聴の姿勢(非言語)
• 第8回:観察(言葉にならないメッセージを受け取る)
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