第1回:1on1ミーティングの道具箱|シリーズ総合ガイド
- MIDORI HARA

- 1月15日
- 読了時間: 5分
更新日:4 時間前

信頼は、一度きりの会話では育ちません。
小さな1on1の積み重ねが、チームの文化をつくります。
この「1on1ミーティングの道具箱」シリーズは、
1on1を“うまくやるためのテクニック”ではなく、
「人と関わる力」を育てる学びの旅として構成しています。
ラポール(信頼関係)や心理的安全性を土台に、
傾聴・質問・フィードバックなどの実践スキルを、
Cool Head & Warm Heart のバランスで身につけていきます。
1on1ミーティングの道具箱|シリーズ総合ガイド
1. このシリーズで扱うこと
1on1は、上司と部下が定期的に行う対話の時間。
成果だけでなく、「人の成長」を支える場です。
しかし、日々の業務の中で継続するには、
誠実さと粘り強さ、そして小さな工夫が欠かせません。
このシリーズでは、1on1を支える5本の柱を軸に、
対話を設計・継続・発展させるためのヒントとコツを紹介します。
2. 1on1を支える5本の柱

1️⃣ 自分を知る ― 思考とコミュニケーションのクセを理解する
2️⃣ ラポールを築く ― 信頼と心理的安全性の土台を整える
3️⃣ 継続する力 ― 粘り強く対話を続け、関係を深める
4️⃣ 相手に合わせる ― 多様な価値観に柔軟に応じる
5️⃣ スキルを磨く ― 傾聴・質問・フィードバックを実践で鍛える
どの柱も、単体ではなく「人と人がつながる力」として機能します。
私たちはそれを、共感と思考の両輪で育てていきます。
3. このシリーズで得られること
• 現場で役立つ「問いかけ」と「傾聴」の型
• 1on1を停滞させない継続の工夫
• 心理的安全性を高める対話設計
• メンバーの成長を支援する観点と姿勢
• 対話を通じて自分のリーダーシップを再定義する視点
4. 読み方と活用のヒント
順番に読むのも良し、
今の課題に合うテーマから読むのも良し。
1on1の筋肉を少しずつ鍛えるように、
現場での実践とセットで読み進めてください。
5. 書棚ガイド

【イントロダクション】
第1回:シリーズ総合ガイド
→ 1on1の全体像と5本の柱を示し、シリーズの学び方を案内します。
【第1章:自分を知る】
第2回:職場での日常を観察する
→ 自分の関わり方の“今”を知るための観察ポイントを扱います。
第3回:態度や言動のパターンを理解する
→ 行動傾向を整理し、1on1での使い分けの基礎をつくります。
第4回:考え方のクセを知る(ABC理論 前編)
→ 出来事と感情の間にある“思考のパターン”を理解します。
第5回:思い込みを解きほぐす(ABC理論 後編)
→ 固定化した思い込みに気づき、柔軟な捉え方を育てます。
【第2章:ラポールを形成する】
第6回:ラポールと傾聴
→ 信頼関係を築くための“聴く姿勢”の基本を扱います。
第7回:聴く姿勢① 観察
→ 非言語情報を読み取り、相手のストーリーを深める方法を紹介します。
第8回:聴く姿勢② 傾聴の前提
→ 傾聴を支える“前提の考え方”を整理します。
第9回:質問① 基本の問い
→ 会話を深めるための基本的な質問の目的と使い方を扱います。
第10回:質問② 中・上級の問い
→ 気づきや思考を促す質問の選び方を紹介します。
第11回:相づち・うなずき・要約
→ 対話を支える反応の使い方と注意点を整理します。
第12回:受容・共感・反射
→ 温かさを伝える3つのスキルを扱います。
【第3章:立ち上げと継続】
第13回:準備と計画のポイント
→ 1on1を立ち上げ、継続するための基本設計を扱います。
第14回:メンタリングとコーチング
→ 関わり方の違いと使い分けの視点を整理します。
第15回:承認と勇気づけ
→ メンバーの力を引き出す言葉の使い方を扱います。
第16回:ビジョンとミッション
→ 対話の方向性を支える“羅針盤”のつくり方を紹介します。
第17回:アイスブレイク
→ 信頼を育てる小さな工夫を扱います。
第18回:目標設定とGROWモデル
→ 行動を引き出すためのフレームワークを紹介します。
【第4章:一人ひとりに合わせる】
第19回:フィードバック
→ 前に進むための伝え方と注意点を整理します。
第20回:リフレクション
→ 対話の中で学びを深める方法を扱います。
第21回:ジレンマ
→ マネジャーが直面する葛藤と向き合い方を紹介します。
第22回:感情的知性(EI)
→ 感情の理解と扱い方が対話に与える影響を整理します。
【最終章】
第23回:メンターになる
→ 支援する人としての姿勢と燃え尽き予防を扱います。
第24回:思いやりのマネジメント
→ 共感を超えて“相手を支える意思”としての思いやりを扱います。
6. 最後に
1on1の目的は、
「部下の成長を支援すること」。
その当たり前を、丁寧に実践していくことが、
静かで強いチームをつくります。
半年でも一年でも、
粘り強く伴走しながら、この道具箱を開いていきましょう。
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第2回|自分の職場での日常を知る - 1on1ミーティングの道具箱・基礎編
参考・過去記事について
📌 本シリーズは過去にnoteで公開していた内容をベースに、 Wix HP「静かな書斎」にて再構成・再編集しています。
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