
「問い返し、伴走できるメンターを育てる」
──“できているつもり”を超えて、支える力を再構築する
人材育成や1on1の重要性が広く認識される一方で、
「問いかけても反応が薄い」「信頼関係が築けない」といった現場の声が絶えません。
メンター制度を導入しても、
表面的な対話にとどまり、変化や育成の成果につながらない——
そんな“行き詰まり”を感じていませんか?
このコースは、「問い返す」「伴走する」といった
メンターに求められる本質的な力を、実践の中で育て直すための法人向け講座です。
ダイアリーというツールを活かしながら、
育成者自身が「支える力」と「伝わる関わり方」を再構築する。
それが、ダイアリー式メンター養成コースの目的です。

このような方にこそ、向いています。
社内メンターとして活動中だが、「これでよいのか」と不安や迷いを感じている方
──表面的な対話に終始しがちで、信頼関係や変化につながっていないと感じている方へ。
人の育成に真剣に向き合ってきた管理職・リーダーで、「次の壁」に直面している方
──関係性が固定化し、問いかけや対話に行き詰まりを感じている方へ。
人材育成制度を設計・推進する立場にあり、制度の形骸化や「運用する人の質」に課題を感じている方
──導入済みのメンター制度や育成フレームが、十分に機能していないと感じている方へ。
傾聴や対話の基本を学んだ経験はあるが、「問い返す」「伴走する」実践に確信が持てない方
──できている“つもり”を超えて、本当の意味で相手に寄り添う力を養いたい方へ。
これまでの経験や技術を活かし、「支える側」としてセカンドライフを設計したいベテラン層の方
──メンターとして、人に関わり、支え、継承する力を育て直したい方へ。
傾聴も、問い返しも、「やり方は知っている」「一度学んだことがある」からこそ、
“できているつもり”になりやすい。
このコースは、実践の中で“つもり”を越えて、一人ひとりの強みと課題に寄り添いながら、
初心者から経験者まで、実践力を磨く設計になっています。

受講後に得られる変化(Before / After)
変化は、制度ではなく“人”から始まります。
「うまくいかないのは制度のせいだ」と思っていた。
でも本当に変えるべきなのは、“関わる人”の姿勢だった。
ダイアリー式メンタリングでは、「書く・聴く・問い返す」を実践するなかで、
信頼が生まれ、対話が変わり、自分自身の関わり方にも変化が起きていきます。
数値では測れないけれど、確かに“育っている”と実感できる。
そんな変化が、静かに、しかし確かに積み重なっていくのです。
Before
受講前によくある状態
傾聴や対話の技術を学んだはずなのに、現場ではぎこちないまま
相手のためを思って関わっても、自分の考えの押しつけになり、信頼につながらない
メンターとしての「正解」を探し続け、対話が型にはまってしまう
ダイアリーに書かれた言葉をどう扱えばいいかわからず、反応や問いかけの“糸口”が見つからない
After
受講後に起きる変化
ダイアリーに記された言葉の中に、問い返しや対話のきっかけを見出せるようになる
“何か言わなければ”という焦りが薄れ、相手の沈黙や時間の流れを受けとめられるようになる
自分の成功パターンや思い込みが、相手には通用しないことに気づき、手放せるようになる
言葉にならない思いに耳を澄ませ、「今ここ」に丁寧に向き合えるようになることで、
自分の関わりが人を育てているという実感を持ち、再び育成への誇りとやりがいを取り戻せる
ダイアリー式メンター養成コースでは、数値化できる成果ではなく、“関わる人”と“関わり方”の変化を育てていきます。
このメンタリングは、治療や指導ではありません。課題解決と育成を同時に進める、対話による支援のあり方を実践的に学びます。
ここに紹介したBefore/Afterの姿は、いずれも実際に受講された方々から寄せられたものです。静かに、しかし確かに起きた変化の一例として、ご紹介しています。

コース構成・特長(BASIC/MAJOR)
実践で“変わる人”を育てる、2ステップ構成
ダイアリー式メンター養成コースは、
「制度を動かす人」に実践力を根づかせる伴走型プログラムです。
知識のインプットにとどまらず、実際の現場で「書く・聴く・問い返す」を繰り返しながら、
自分の強みを活かし、課題に向き合い、育成スキルを“体幹化”していくことが目的です。
少人数制で、一人ひとりの課題や成長段階に合わせて、スピードと内容を個別に調整。
希望者には個別のメンタリングも行いながら、内面から実践力を引き出していきます。
●BASIC|まず、知る・触れる・体感する
・ダイアリー式メンタリングの構造・視点・思想を体系的に理解
・書く・聴く・問い返すの基礎スキルを知り、体験的に学ぶ
・実践に向けた準備として、自身の育成スタンスを見直す
──制度導入の初期フェーズにある組織や、メンター経験が浅い方向け──
※ ご希望に応じてMAJORからの受講も可能ですが、事前面談でBASICを推奨する場合があります。
●MAJOR|深める・実践する・変化を起こす
・実際の業務・育成課題をもとに、ダイアリー・コメント・対話の実践演習を重ねる
・メンター/メンティ両方の視点を体験し、思い込みや癖に気づく
・伴走力を磨きながら、育成現場に変化を起こせるレベルへ
──実践経験がある方/育成・人材開発を担う立場の方に最適──
※ ご希望に応じてMAJORからの受講も可能ですが、事前面談でBASICを推奨する場合があります。
【受講は組織単位での導入となります】
そのため、受講者にとっては キャリア形成・貢献実感・パーパス実現にもつながる支援です。
【本プログラムは法人向けです】
実施にあたっては、事前のご相談をもとに、貴社の状況に応じた柔軟な設計が可能です。
全プログラムは少人数制で実施しており、オンライン/英語対応も承ります。

育成に向き合ってきた人だからこそ、変われた。
──こうした変化は、特別な人だけのものではありません。
#01
メンター役としての「問い返し」に、ようやく手応えが持てた
ダイアリーに綴られた一文に、「どう問い返すか」を考える毎日は、
私自身の“聴き方”と“関わり方”を問い直す機会にもなりました。
この「ダイアリー式メンター養成コース」が、育成に向き合う姿勢そのものを変えてくれました。
専門サービス業/30代/人材開発部・マネジャー
#02
信頼関係は、形式的な面談では育たない
コメントと問い返しを通じて、メンティと交わす“静かな往復書簡”。
ダイアリーを通じたこの対話が、育成の優先順位や支援方法を根本から見直すきっかけになりました。
これが、「関係性を深める」ということなのだと、ようやく実感できました。
製造業/30代/事業推進部・課長
#03
制度推進側として、想定外の気づきを得た
導入支援の立場でしたが、「書く×問い返す」プロセスの深さに驚かされました。
表面的な面談では見えなかった変化が、ダイアリーの行間から立ち上がってくる。
そのプロセスこそが、このコースの最大の学びでした。
金融業/40代・男性/人材育成企画室・企画責任者
#04
育てる側が、ここまで見つめ直されるとは——
「若手向けの手法だ」と思い込んでいたダイアリーが、
私自身の“思考グセ”や“関わり方”の傾向を映し出してくれました。
このコースで得た視点は、今ではチーム育成の軸になっています。
IT業/50代/営業統括部・部長


