“やる気”に頼らない働き方──感情と行動の距離感
- MIDORI HARA

- 1 日前
- 読了時間: 3分
やる気が出ない日でも、前に進むための小さな工夫があります。
鍵になるのは「感情と行動の距離感」。
1on1にも使える視点をまとめた一粒エッセイです。
静かな人間関係デザイン ─ 対話と共感のひと粒エッセイ シリーズ:第9粒🍬

“やる気” に頼らない働き方──感情と行動の距離感
やる気に頼らない働き方という選択
「やる気が出ないんです」
──そう語る部下に、どう応えるべきか。
多くのマネジャー/リーダーが一度は悩む問いではないでしょうか。
やる気は、働くうえでの原動力のように語られますが、実は非常に不安定で、個人差も大きいものです。
やる気に頼る働き方は、感情の波に左右されやすく、継続性や再現性に乏しくなります。
そこで注目したいのが、「感情と行動の距離感」です。
感情が動かないときでも、行動はできる。
これは冷たい合理性ではなく、セルフマネジメントの知恵です。
たとえば、「気が乗らないけれど、まず5分だけやってみる」「完璧を目指さず、手を動かすことを優先する」といった工夫は、感情に引きずられずに行動を起こすための技術です。
感情と行動の距離感がもたらす安定
この距離感を保つことで、働き方は安定し、感情に振り回されることが少なくなります。やる気があるときはもちろん活かし、ないときは「やる気がなくてもできる仕組み」を使う。これが、成熟した働き方のひとつの形です。
1on1で使える「感情と行動の切り分け」質問
1on1ミーティングでも、「やる気が出ない」という言葉に対して、「じゃあ、何ならできそうですか?」と問いかけることで、感情と行動を切り分ける視点を促すことができます。
感情を否定せず、でも行動を止めない。そのバランスが、心理的安全性と生産性の両立につながります。
マネジャー自身の実践がチームに伝わる
また、マネジャー/リーダー自身が「やる気に頼らない働き方」を実践していると、部下にも自然と伝わります。「今日は気分が乗らないけれど、まずはここから始めよう」といった言葉は、共感と実践の両方を含んでいます。
距離を置くことで育つ自律性
感情と行動の間に、少しだけ距離を置く。その距離が、働く人の自律性を育て、チームの安定感を支えます。
次回は第10粒『 “正しさ” を手放すと、会議が変わった 』をお届けします。どうぞお楽しみに🍬
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