top of page

第23回|道具:メンターになろう|最終章:BEING(心のあり方)

今回のゴール


メンタリングの本質とMENTORモデルを理解し、

読者自身が“誰かのメンターになれる”という実感と、

最初の一歩を踏み出す動機づけを得ること。


前回までの流れ


第19回:フィードバック

第20回:リフレクション/内省

第21回:ジレンマ

第22回:EI (感情的知性)


メンタリングは、仕事のパフォーマンスを高め、私生活を豊かにし、

人生の質そのものを高める“人の成長を支える関わり方”。


1on1ミーティングとも深くつながり、

マネジャーであろうとなかろうと、誰にとっても役立つスキルです。


今回は、

メンターとは何か

メンターを見つける方法

M.E.N.T.O.R.モデル

メンターの燃え尽きを防ぐ方法


を丁寧に整理しながら、

読者が「自分もメンターになれる」と感じられる構成 に整えました。





現在地



1on1ミーティングの全体構造を示す5本の柱とタイムラインの図解
見方のヒント:自分が「今」どの位置に立っているかを探してみて下さい。




はじめに|習慣は自然に元へ戻るもの



私たちは人生経験の中で身についた習慣に戻りがちです。

それは自然なことであり、私自身も例外ではありません。


このシリーズで大切にしているのは次の3つです。


• 失敗してもまた挑戦する

• 自分のペースで継続する

• 小さな進歩を楽しむ




ラポール・心理的安全性を形成する



傾聴の3つの態度/姿勢


1. 落ち着きと余裕

2. 否定せず受け止める

3. 相手の捉え方に沿って理解する

→ 承認・勇気づけの “前提条件”





1on1ミーテイングのタイムライン図:参考例
部下/メンバーの成長と自律のため、「気づき」を「果実」とし ”気づかせて引き出す” 考え方、方法、スキルを主要素として構成




最終章:BEING(心のあり方)



メンターとは



辞書では

優れた指導者・助言者・信頼できる相談相手。


ビジネスでは

仕事やキャリアの手本となり、助言・指導・精神的サポートを行う人。


📌 指導・支援を受ける側=メンティ




メンターになろう!のイメージ画像




メンタリングの種類



  1. 社内制度

  2. ピアメンタリング(同僚同士)

  3. ベテランと新人

  4. 世代を超えた関係

  5. 大人と子ども


今回は “個人対応・非公式のメンタリング” に焦点を当てる。





メンタリングの価値



  • 仕事のパフォーマンス向上

  • 私生活の充実

  • キャリアの方向性が明確になる

  • 自己理解が深まる

  • メンター側にもメリット(教えることは2度学ぶこと)


1on1ミーティングでも、

部下の興味・関心・スキル開発を理解し、

適切なロールモデルを紹介することは大きな支援になる。





メンターの見つけ方




メンターを有効に見つける5つのステップ
メンターを有効に見つける5つのステップ



① 自問する


今の自分はどんな時期?

伸び悩んでいる?

人から学ぶ姿勢はある?


② メンターは必ずしも同じ分野でなくてよい


求める資質を明確にする。


③ 二次のつながりを活用


元上司、先輩、同窓生、先生、家族、業界団体など。


④ マナーを守る


長文メールは避け、丁寧に依頼する。


⑤ 初回面談は “相性” を重視


価値観・性格・直感。

違和感があれば無理に続けない。


📌 メンティを見つける場合にも有効





MENTORモデル(6つの鍵)




メンタリング成功のための6つの要素:



M:MISSION(ミッション)


目的を定める。

価値観が一致する相手を選ぶ。


E:ENGAGEMENT(絆を深める)


連絡方法・頻度を決める。

週1回の接点が理想。


N:NETWORK(人脈を広げる)


紹介された相手には丁寧に対応。

人脈は双方で広げる。


T:TRUST(信頼を築く)


本音で話し、連絡を絶やさない。

信頼は時間がかかるが、失うのは一瞬。


O:OPPORTUNITY(チャンスを分かち合う)


メンターもメンティも、互いにチャンスを提供できる。


R:REVIEW & RENEWAL(振り返り・更新)


定期的に進捗を振り返り、関係をアップデートする。





メンターの燃え尽きを防ぐ




メンターの燃え尽きリスクと予防法の図解
メンターの燃え尽きリスクと予防法



優れたメンターほど


  • 共感力が高い

  • 思いやりが深い

  • 境界線を引くのが苦手


燃え尽きやすい。



✔ 予防法



  1. 自己認識を高める

  2. セルフケアを優先する

  3. 弱さや不完全さを適度に開示する

  4. メンティにも “自立” を促す





まとめ



  • メンタリングは人生を豊かにする “成長の関係性”

  • メンターもメンティも双方が学び合う

  • MENTORモデルは実践の強力なガイド

  • 境界線とセルフケアが燃え尽きを防ぐ

  • 1on1ミーティングにも応用できる




🔒 ポイント


メンタリング関係は双方向。

学ぶ姿勢を示すことはどちらにもポジティブなエネルギーをもたらす。




次回予告



第24回(最終回)

最終章:思いやり+?(BEINGの完成)




参照記事 ▼

第21回:ジレンマ


第20回:リフレクション/内省




シリーズ総合ガイドへ戻る




関連ページ

信頼と成長を叶える:1on1ミーティング成功の秘訣』シリーズ ▼





関連記事

『1on1ミーティングの道具箱』と『信頼と成長を叶える:1on1ミーティング成功の秘訣』― 二つの学びで「信頼」と「成長」をつなぐ ―




📌対話の基礎、特に傾聴に触れたい方は傾聴:思いやりをもって聴く力ページもあります




著者プロフィール ▼














コメント


bottom of page