ジョーとアンと私のミドルネーム――静かな書斎から、あなたへ贈るクリスマスの手紙
- MIDORI HARA

- 2025年12月22日
- 読了時間: 2分

今年のクリスマス、誰かに贈るものがあるとしたら、それは「物語の力」かもしれない。
ジョーとアンがくれた “私らしさ” という贈り物を、静かに、誰かに手渡すように──
Dear Friends
クリスマスが近づくと、街の灯りが少しだけ優しく見える気がします。そして私は、静かな書斎の片隅で、ふと昔のことを思い出していました。それは、ミニ・ミドリだった頃の私の話です。
ショートヘアにジーンズ姿。よく男の子に間違えられて、誕生日会のゲストもほとんどが男の子。活発で、読書が大好きで、想像力と好奇心に満ちていたあの頃。そんな私の心の中には、いつも二人の “親友” がいました。
ジョー・マーチと、アン・シャーリー。
『若草物語』と『赤毛のアン』の主人公たちです。
彼女たちは、私の “ミドルネーム” のような存在でした。
型にはまらないことを恐れず、空想の世界で自分を自由に表現する。
そんな彼女たちの姿に、私は何度も励まされました。
「それでいいの」「あなたらしくいていいよ」物語の中から、そんな声が聞こえてくるようでした。大人になった今も、ジョーとアンは私の中にいます。

迷ったとき、孤独を感じたとき、
彼女たちの言葉が、静かに背中を押してくれるのです。
そして、ふと思うのです。
自分のために生きるのか?
みんなのために生きるのか?
その問いに、すぐに答えは出せないけれど、
ジョーとアンは、私に「問い続けること」の大切さを教えてくれました。
このクリスマス、あなたに贈りたいのは、そんな “物語の力” です。
誰かの言葉が、あなたの “ミドルネーム” になるかもしれない。
あなたらしさを肯定してくれる、静かな声になるかもしれない。
どうか、あなたの心の中にある物語に、そっと耳を澄ませてみてください。
そして、もしよかったら──
あなたの “ミドルネーム” を、私にも教えてくださいね。
静かな書斎より、心を込めて
from Your Friend




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