きかんしゃトーマスと楽しむ、親子の読み聞かせ時間|1〜3巻のやさしいヒント
- MIDORI HARA

- 5月5日
- 読了時間: 4分
世界中で愛される『きかんしゃトーマス』
1〜3巻のエピソードをやさしくご紹介しながら、
親子で楽しむ読み聞かせのヒントをまとめました。

きかんしゃトーマスと楽しむ、親子の読み聞かせ時間
読み聞かせは、意味を教える時間ではなく、いっしょに楽しむ時間。
『きかんしゃトーマス』の原作背景と、1〜3巻のエピソードをやさしくご紹介しながら、今日から使える読み聞かせのヒントをまとめました。
子どもの気持ちに寄りそいながら、親子でゆっくり楽しめるガイドです。

まずは少しだけ──原作の背景と作者について
『きかんしゃトーマス』の原作は、イギリスの牧師 W. オードリーが、病気で寝ていた息子クリストファーを励ますために語った “お話” が始まりです。
1945年の出版以来、『汽車のえほん』トーマスの物語は、
「失敗しても、やり直せる」
「仲間と助け合う」
という温かいメッセージとともに、世界中の親子に読み継がれてきました。
トーマスは “子どもを励ますために生まれた物語” です。
1〜3巻のエピソードを、軽くご紹介します
読み聞かせの前に、
「どんなお話だったかな?」と
大人が少し思い出しておくと、
子どもとの会話がぐっと楽になります。
① エドワード:小さいけれど、あきらめないがんばり屋

エドワードは、ほかの機関車より力は弱いけれど、
ていねいに、ゆっくり、しっかり仕事をするがんばり屋さんです。
ある日、坂の上で動けなくなった大きなゴードンを小さなエドワードが助けに行きます。
代わりにゆっくり客車を引き、みんなから「ありがとう」と言われます。
一行まとめ
→ エドワードは小さいから、ゆっくり。でも、そのペースだからこそ、ていねいにできる。
② トーマス:元気いっぱい、ちょっとあわてんぼう

トーマスは、はやく活やくしたくて、
あわてて出発してしまいます。
そのとき、
大事な “あるもの” をつけ忘れていたことに気づきます。
一行まとめ
→ あわてると、大事なことを忘れてしまう。
③ ヘンリー:やさしいけれど、こわがりなところもある

ヘンリーは雨がきらいで、トンネルから出たくなくなってしまいます。
「ぬれたくない」「汚れたくない」という気持ちから動かなくなり、
そのことで、まわりのみんなも困ってしまいます。
こどもにとっては少しむずかしいお話かもしれませんが、
「やりたくない」「動きたくない」という気持ちそのものは、
だれにでもあるものです。
一行まとめ
→ やりたくないこともあるよね。どんな時にやりたくないの?
📝 お役立ち情報:トーマスとエドワードの見分け方
両方とも「青い車体」なので、すぐに見分けるのはむずかしいかもしれません。
トーマス:車体番号 1
大きさ:トーマスが一番小さい
形:小型のタンク式蒸気機関車(小回りが利く短距離向き)
煙突 :エドワードより長い
エドワード:車体番号 2
大きさ:トーマスよりは大きい
形:テンダー式蒸気機関車(うしろに炭水車と呼ばれる燃料運搬車両が接続されている)
煙突: トーマスよりは短い
読み聞かせを“もっと楽しくする”ために
読み聞かせは、
意味を教える時間でも、
成果を求める時間でもありません。
まずは、一緒に楽しむことがいちばん。
子どもの表情や声をよく見る
「どう思う?」と聞くだけで十分
正解を教えなくていい
子どもの言葉をそのまま受け取る
物語の“温度”を大切にする
楽しい時間が積み重なると、
子どもは「本とこの時間」が、自然と好きになっていきます。
親子で話してみたい“ひとこと”
エドワード
「ゆっくりやりたいときって、どんなときかな?」
トーマス
「あわてたとき、どんな気持ちになる?」
ヘンリー
「やりたくないなって思うとき、どんなときかな?」
問いは短く、やさしく。
子どもが話したくなったら話す。
それで十分です。
さいごに
トーマスの物語は、
親子の会話を自然に生み、
子どもが自分の気持ちを言葉にしやすくしてくれます。
読み聞かせは、
「正しく読む」ことよりも、
いっしょに笑ったり、驚いたりする時間 が大切です。
どうぞ、気長に、
ゆっくりと楽しんでください。

📝 読み聞かせは子どもの言語能力、想像力、感情理解、集中力、親子関係など多方面の成長を促す効果があります。

コメント